薬物の過量摂取 (Drug Overdose)
 薬物の取り過ぎは中毒症状を起こす。 摂取したものの種類によっては、ちょうど酒類に酔ったときのような (酩酊) 状態になることがあるが、これを軽くみてはいけない。
 アルコールも摂取量によっては刺激 (興奮) 剤、鎮静剤、麻酔薬 (鎮痛剤)、幻覚剤、吸入剤などと同様非常に危険である。また、アルコールとこれら麻薬・鎮静剤類との併用は絶対に避けること。 組み合わせによっては死亡することもあり非常に危険である。

薬物中毒や急性アルコール中毒にかかったら
1. ただちに緊急メディカル・ヘルプを呼ぶ。
2. 被害者の呼吸と脈伯を調べる。 もし呼吸が非常に弱まっていたり、あるいは停止していたらすぐ気道の確保を行い数秒間様子を見る。 被害者が呼吸を開始しない時はただちに人工呼吸を行う。
3. ヘルプの到着を待つ間にすること
a.
b.
c.
d.
呼吸のチェック
身体が冷えないように毛布やコ−トなどをかける。
顔に水をかけてはいけない。
興奮剤やいかなるアルコール類も与えてはいけない。
[注意]アルコールや薬物の影響下にある者は突然暴れ出すこともあるので注意を怠らず慎重に応急手当てを施す。

感電 (Electric Shock)

[感電したときの症状]
1. 顔色が青白く、あるいは赤くなる。肌が冷たくてべとついたり湿った感じになる。
2. 体力が弱まる。
3. 脈拍が上がる (1分間100以上)
4. 通常呼吸の回数が増える。呼吸が浅かったり深くなったり不安定になる。

感電した人には次のような応急手当てを施す。
a) まず最初に電気が切れていることを確認するまで感電した者には触れない。 電化製品などのスイッチを切るだけではなく、電気のコードをコンセントから抜いたり、サーキット・ブレーカー、あるいはヒューズ・ボックスのスイッチを切るなどして、確実に電源を断つようにする。
b) もし感電の原因が裸線や、切れて地面に落ちた電線などの場合は、乾いている木の棒などで電線を退かす。 もし地面や床がぬれている場合は被害者に近づいてはならない。
c) 安全が確認できたら、被害者が呼吸をしているかどうかチェックする。 もし呼吸が弱まっていたり止っていたら、気道確保を行う。 数秒待っても呼吸が戻らないときは人工呼吸を施す。
d) ただちに救急車などのメディカル・ヘルプを呼ぶ。

ヘルプが到着するまで次のことを行う。
1. 被害者を寝かせ、身体が冷えないよう(平常体温を保てる程度)に毛布やコートなどをかける。
2. 医師に診てもらうまで、被害者には食べものや飲み物を与えてはならない。 もし本人に飲み込む力があればアルコールを含まない飲み物を与えてもよいが、必ず内臓に異常がないことを確認する。