1910 年ブラジル東北部。 容赦なく照りつける太陽、そこには何もない。 代々土地をめぐって敵対し続けてきた二つの家があった。 二十歳になるトーニョ( Rodrigo Santoro )は兄の敵を討つため、相手の家の男を銃殺する。
次の満月の夜を迎え、シャツについた死者の血が黄色に変色した時、今度はトーニョが狙われる番となる。
喪章をつけて生活する彼の前に、ある日サーカスの娘クララが現れる。 トーニョは、何者にも縛られない彼女の姿を見て、外の世界へ目をむけ、一家が繰り返してきた不毛な殺し合いと自分の生き方とに疑問を抱き始める。 |