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過去のコラム
30デイズ
 17
8/29/06
 
ストーリー

スパーロック監督のまたもや素晴らしい企画です! ばんざ〜〜い! 面白い! 凄い! 考え深い! 本当に素晴らしい!

これは絶対、絶対、全世界の皆様に超オススメのドキュメンタリーです。 そして、皆さんにそれぞれ「自分」を省みるきっかけとなったら、本当に素晴らしいと思います! 私自身も、改めて思うこと、新しく学んだことが、た〜〜っくさんありました。 私も常に考えている問題を違う視点から魅せてくれて、この作品に感謝、感謝!!! 勉強になりますな〜!

メチャクチャsensitiveで重要なトピックを、逃げも隠れもせず真っ向から立ち向かって、「うそ」がない、「作られていない」そのままの現実社会の姿を浮き彫りにしています。 スパーロック監督の「見栄」や「ねらっていない」スタンス、つまり綺麗ごとではない、言い訳の無いアプローチが重みのある「説得力」になっています。
軽いコメディタッチで仕上げられている点も素敵。 重要で深刻な問題を、堅苦しくなく、サラっと伝えるスパーロック監督の手法は、素晴らしい戦略ですね! スパーロック監督、あったまいい〜〜!


★第1話 最低賃金で30日間
モーガン・スパーロック監督と「スーパーサイズ・ミー」にも登場した婚約者のアレックスは、ニューヨークでのセレブライフとしばしお別れ。オハイオ州に向い、自給5ドル15セントの法定最低賃金だけで生計を立てることに… クレジットカードも健康保険も無い生活に、果たして二人は30日間無事に過ごすことができるのか?

★第2話 アンチエイジングを30日間
中年太りや体力減退に悩む30代の男性が、30日間でのアンチエイジングに挑戦!専属トレーナーをつけエクササイズから、医師による数々の薬物投与など徹底したメニューを実践。しかし、家族からそこまでしてアンチエイジングする彼の行動がまったく理解されず、精神的に追い込まれていくのだが…

★第3話 イスラム修行を30日間
敬虔なクリスチャンの男性が、慣れ親しんだ家族や友人の元を離れ、“9.11”アメリカ同時多発テロ事件以降、偏見や差別に悩まされているイスラムコミュニテイで30日間生活してみることに。果たして、30日間で、クリスチャンとムスリムは良き友人となれるのか!?

★第4話 ゲイと一緒に30日間
信心深く保守的な24歳の男性。同性愛恐怖症でもある彼が、アメリカ有数のゲイコミュニティで30日間生活することに。ゲイとルームシェア、ゲイとスポーツ、ゲイと夜のクラビングなど、ありとあらゆる行動を共にするうちに、徐々に打ち解け合っていくが…果たして彼はゲイへと目覚めてしまったのか??

★第5話 自給自足で30日間
エコロジーやロハスな生活にまるで無関心、大量消費に慣れた30代の男女が、ミズーリのエコ村で完全時給自足の生活を30日間体験する。電気、水道、ガスは当然無し、頼りになるのは太陽光と風力。もちろん、食物は自家栽培。ゴミから糞尿までリサイクルする生活に果たして順応することができるのか…

★第6話 酒浸りで30日間
大学生になってからというもの大酒呑んでは乱痴気騒ぎの毎日をおくる娘を戒めるため、自ら30日間呑み続けることを決意した母!元々健康志向の彼女が酔っぱらい、嘔吐し、二日酔いで家事も疎かになった姿に、娘はどのような反応を見せるのか?
レビュー

【第1話 最低賃金で30日間】
法律で定められている「最低賃金」って、最低、人々が健康に生きて行けると保証される額のはずですよね? 日本でも近年「格差社会」が懸念されていますが、アメリカの今の現状をみれば一目瞭然のような気がします。 保険料を支払えず、病院で治療が受けられない。。。これ、実に辛いですよ。 私もボストンで学生をしていた頃は、本当に生活が辛かったです。 

交通費、食費を節約するのは当たり前、いつものこと。 電気代も節約だから、真冬にアパートメントの部屋に帰ってきてもヒーターを充分に温かい温度に設定できず、部屋に入ってから逆にコートを着込み、部屋の中でコート2枚重ねをしていました。 あと、保険料なんて高くて払えないから、何年も保険なしでアメリカに住んでいたけど、ある日突然、夜中に歯が痛みだし、激痛で涙ボロボロ。。 朝6時半に緊急で歯医者さんに飛び込み、緊急治療。 $2,000もかかってしまい、両方の意味で痛かった、、、苦い想い出です。。。

【第2話 アンチエイジングを30日間】
やっぱり「楽」に痩せられるものなんてないですよね〜。 「楽」をしたいという人間の欲、煩悩をくすぐるような商品、キャッチフレーズに騙されないように気をつけなきゃ!って改めて思いました。  苦労してこそ本当に自分の実になりますものね。 例え結果が得られなくとも、一生懸命努力したら、その過程こそが、実は一番大事な事を教えてくれた、という事も多々ありますからねネ! 供給者と需要者の知恵比べのような感じがしますが、そこに相手を「尊重する」ということが抜けているから、こういった犠牲者が出てしまうのですよね。 

日本では「成型肉」なんていう添加物に漬けられた人工肉が多く出回っているようですが、その昔、人類がまだ狩りをしていた頃は、お互い(人間と動物)相手の力を知り、敬い、無駄な死がなかったように思われます。 つまり獲物である動物と人間の、ある意味純粋な知恵比べが成立していたんじゃないかな〜って。 動物界がまさにそうですよね。 サメも、ライオンもお腹いっぱいの時は、獲物が目の前を通っても狩りをしない。 無駄に殺さない。 人間は必要ではなく贅沢をする為に多くの物を無駄に殺し、消費しているように思えますね。 身体に悪いものは売らない、作らないで欲しいな。 あと、こちら(消費者)側も気をつけて選ばないと!と思いました。

【第3話 イスラム修行を30日間】
これは非常にSensitiveなトピックです。 体当たりでぶつかっていった被験者、凄い勇気だと思います。 イスラム教はユダヤ教やキリスト教から派生したもの。 そもそも「根っこ」にあたるものは同じ。 なのに、何故こんなにも対立し合って、互いを否定することになってしまうの?  ユダヤ教では救世主はまだ現われていない。 イエスを救世主と見なしたユダヤ人は新しいキリスト教を作った。 イスラム教のイエスは予言者の1人でしかなく、イエスを神の子と信じていない。 神の言葉を託されたのはムハンマドだ。 アブラハムもモーセもイエスも、神の使徒だ。。。という考え方の違いから、争いが生まれてしまった。 

争いとは、自分と違う意見を「否定」すること。 違う文化、違う考え方はあって当たり前。 だって、地球上どこでも同じ自然環境であることは不可能だし、とにかく環境が違うのだから違う考え方が生まれて当然だと思う。 ただ、それを互いに「否定」するのではなく、尊重し合うことができればいいのに。 私はこの地球上に色んな種類の言語、文化、芸術、音楽があることが人間の素晴らしさだと思うし、非常に興味深い事実として人間の「心」を映し出した結果だと思います。  一見、表現方法が違うから、全く別ものに見えがちだけど、実は、同じ物だったり、同じ思いだったりしたりして。。。 よ〜〜〜く観れば、根本は同じものだけど、それが全然違うように見える、異なった表現方法を思い付く人間の創造する能力が素晴らしいって思います。 (あくまでもその表現方法がマイナスではなくプラスの方に向いた時ですが)

「郷に入っては郷に従え」という意味の重さを改めて感じました。 相手を思いやる気持ち、礼儀が尊重ですよね。 「偏見」を持つ前に相手の表面だけでなく、その奥を知る努力をすることが凄く大事だと思う。 自分でもハっと気が付いたのですが、もしも自分が何かを否定していたら、反対に自分を否定している側も存在する、ということ。 否定しているうちは自分もまだまだだな〜と思います。 あとやっぱり自分の中にちゃんと自分の物差し、見る目を養うべきですよね。 人やメディアから得た一方からだけの情報だけで、イメージや偏見を持って凝り固まってしまうことのないように、日頃から多方面から物を観ようとする心がけを忘れたくないものです。

【第4話 ゲイと一緒に30日間】
私は数ヶ月間、サンフランシスコの近くに住んでいた事があるので、ゲイで有名なカストロ地区は通ったことがあります。 ある日、SFについてもっと学ぼう、と思ってリサーチしたらHarvey Milkという人物に行き当たり、彼の自叙伝的な映画を観て、このカストロ地区についても学びました。  あと、私が7年半住んでいたボストンのある州、マサチューセッツ州は唯一、同性同士の結婚が認められている州なのですね。 私にとってゲイの存在は別に珍しくも、特別でもありません。 音楽の環境にいるから、というのもあるかもしれないですが、アメリカに住んでいる頃は当たり前にゲイの人たちと一緒に仕事したり、演奏したり、友人にも何人もいましたから。。。 当然、偏見はないし、差別もなかったし。。。 

人間として節度があり、ちゃんとしていれば、ゲイだからとか、男だから、女だから、っていうところで見下されたり、尊重されないのは悲しいです。 あと、日本人だから、アジア人だからというカテゴリーで偏見を持たれるのも悲しいです。 私にとって、どんな人種、性別、職種、肩書きの人でも、その人の「心」のあり方が一番重要だと思います。

【第5話 自給自足で30日間】
ある意味、私の夢でもある自給自足の生活。でも実際、電気や水道がなかったら本当に大変なのだろうな〜。 でも自然と調和して、素晴らしい「生」を実感できるんだろうな〜。 エコ、省エネは当たり前だし、自然破壊はダメですよ。 結局、自分達の首を絞めているだけなのだから。。。 自分で作った野菜なんて食べたら本当に美味しいんだろうな〜! それから、水素や植物油で走る車、素敵!

【第6話 酒浸りで30日間】
う〜む、これは果たして効果のあった実験だったのか??? 被験者や、その周囲の人には影響があったようですね。 当のParty Girlの彼女には何か伝わったのかな? でも、そこまで心配してくれる親がいる、家族がいることは幸せですよね。 この実験でアメリカの学生のParty Lifeの実体を目の当たりにし、怖いな〜と思いました。  アメリカだけでなく、日本にもありそうですけどね。。。 お酒は節度を持って、楽しく飲むのが一番。自分の身体に負担をかけたり、身を危険にさらすほど飲む不摂生な飲酒は、やっぱり危ないですよね〜。


三村 奈々恵

 
映画情報
 

データ

公開日:
 製作国:
ジャンル:

2005
アメリカ合衆国
ドキュメンタリー




 

キャスト&スタッフ

監督:
製作:

モーガン・スパーロック
モーガン・スパーロック
ベン・シルバーマン
H・T・オーウェン
R・J・カトラー

 
三村奈々恵のプロフィール
三村奈々恵
マリンビスト・三村奈々恵は、クラシック音楽の殿堂
「カーネギーホール」でデビューした途轍もない才能を持つ、
現在最も注目される大型アーティストの一人。

1997年、国立音楽大学を首席で卒業し、武岡賞受賞。
その後米国ボストンに渡り、ボストン音楽院で修士号を取得する。学生時代より国際コンクールで優勝を重ね、その卓越したテクニックと詩情豊かで ダイナミックなサウンドが評価され、史上3人目の「アロージ賞」を受賞。26歳の若さでバークリー音楽院講師を4年間務めた。現在東京在住。

趣味: 音楽鑑賞、映画鑑賞、読書、旅行、テニス
好きなもの: 音楽、芸術、文化、自然、子供、動物、
                            スペイン&中米のアート、イスラム建築

三村奈々恵 live image+
プロフィール:
日本語PDFファイル (165KB)
英語PDFファイル (125KB)

オフィシャルサイト:
www.nanaemimura.com

ブログサイト:
http://nanaelog.com

“マイ・マレット”サイト:(笑)
www.encoremallets.com
 「“live image+ -010531-” より」
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