両親が離婚した3姉妹と弟。姉妹は母が育てることになり、弟は父親が引き取った。それから20年、音信不通だった姉妹と弟が再会する。自分たちを捨てていった父親を憎み、その感情を爆発させる長女(アリ・シーディ)。しかし、母親が隠しつづけていた真実を知り、怒りの矛先をどこにぶつけていいかわからなくなってしまう。 憎みつづけていても、心のどこかで父親を愛しつづけ、求めつづけてきたという親子の絆が確かにそこにあった。何もかも包み込んでしまうような母親の大きな愛を何の飾りもなく真っ直ぐに描いた感動作。
この映画を観て、家族というものがどんなに貴重で、絆の深い存在であるかを、改めて感じました。家族の中枢は、やはり一人の男と女である「夫婦」でしょう。 そこの土台がしっかりしていれば、子供たちを悲しませる事にはならない。赤の他人である男と女が、家族として愛情と絆を保つのは、親子の愛よりもずっと難しいものなのかも知れません。 しかし、子供にとっては、父親と母親。 両親を、一人の男と女としてなかなか見ることが出来ないため、許せないことも多々出て来るのだと思う。ん〜でも、親子って不思議。子供の存在って偉大だな〜とも思いました。大概、子供は親に色んなことを教えているもの。この映画で面白いのは、母親と3人姉妹の女同士の堅い絆と愛情。それに対して、父親と息子の男同士の堅い絆と愛情を描いているところ。それから、もう一つ面白いのが、2つの家族同士の対立。それぞれが、それぞれの家族をかばって、板挟みにされてしまうハーバードに通う優秀な息子とそのフィアンセ。 人は、お金や名誉、地位で人間を差別、判断したがるもの。浅はかだな〜とひたすら思うのですが、、、 しかし結局、この2つの全く違う家族同士も、お互いに理解し、打ち解けていく。 この世の中には自分と違う考え方や習慣、趣味の人がいて当然。 他人だから違う考え方の人を否定し、理解しなくてもいい、という姿勢は、結局、家族のなかでも誰か否定する人間がいる、とう事だろう。ああ、人間関係って複雑。でも尊重、共存していかなきゃ! 最後に、一番印象的だった台詞を一つご紹介します。父親が、自分を責めてくる長女に向かって言った言葉。 「母さんが、あれほど人に厳しくなければ、バスなど運転せず、もう少し成功していた。」 ん〜、なかなかこの台詞は深いな〜と思います。母親という人のキャラクターを簡潔に見事に語っています。離婚の原因も分かりますね。 家族の大切さをしみじみと感じ、気が付いたら号泣していました!
データ
原題: 邦題: 公開日: 製作年: 製作国: ジャンル:
The Autumn Heart うちへ帰ろう 2000年9月2日 1998 アメリカ合衆国 ファミリー/ドラマ
キャスト&スタッフ
監督: 製作: 製作総指揮: 脚本: 撮影: 音楽: 出演:
スティーヴン・メイラー ケリー・マクマホン ジェリー・シャー マーク・チャボット リサ・マリー・シラー デヴィッドリー・ウィルソン ジョン・ルーバ シェルドン・ミロウィッツ アリー・シーディ タイン・デイリー ジャック・デヴィッドソン マーラ・スカレッツア マーセリン・ヒューゴー デヴィッドリー・ウィルソン
1997年、国立音楽大学を首席で卒業し、武岡賞受賞。 その後米国ボストンに渡り、ボストン音楽院で修士号を取得する。学生時代より国際コンクールで優勝を重ね、その卓越したテクニックと詩情豊かで ダイナミックなサウンドが評価され、史上3人目の「アロージ賞」を受賞。26歳の若さでバークリー音楽院講師を4年間務めた。現在東京在住。 趣味: 音楽鑑賞、映画鑑賞、読書、旅行、テニス 好きなもの: 音楽、芸術、文化、自然、子供、動物、 スペイン&中米のアート、イスラム建築