あの"We Are The World"から20年、再びクインシー・ジョーンズが戦争で苦しむ人々を救う為に立ち上がって開催した"We Are the Future"。(2005年にローマで行われた50万人動員の野外イベント!!)メンバーもとても豪華で、サンタナ、ハービー・ハンコック(サンタナとの競演あり)、ノラ・ジョーンズ、フアネス、ズッケロ、パティ・オースティン、エンニオ・モリコーネや各国の代表アーティストが勢ぞろい!!さらにその歴史的イベントのメイキング、関係者・著名人(サッカーのトッティ、アンジェリーナ・ジョリー、ナオミ・キャンベル、コフィー・アナン前国連事務総長)のインタビュー映像を収録!!!
2005年に行われた“We Are the Future”. アメリカがイラクへ侵攻したのが、2003年の3月。 そして2005年の1月には、ブッシュが2期目のアメリカ合衆国大統領に就任しました。まだ2005年は、そして今現在でも混沌とした状態が続くなか、非常に大切なメッセージがローマから発信されました。世界中の子供たちの将来のために、より良い平和な地球環境を作るために、 以下の国々からアーティストや著名人が集結しました。 アメリカ合衆国、イタリア、南アフリカ、イギリス、イラク、国連のコフィ・アナン事務総長、パキスタン、イスラエル、コロンビア、ドミニカ共和国、メキシコ。アジア人が一人も出演していなかったのがとても残念ですが、この時期に重大だったことは、イスラム教文化とキリスト教文化の融合、共生を願うものでした。音楽には境界線がありません。音楽は世界を一つにしてくれます。ジョン・レノンもずっと「国なんてなくなればいい」と願って来ました。私も、世界が一色単になってしまうのは反対ですが、文化やそれぞれの考え方、伝統を尊重しつつ、争うことなく共生できる平和な、地球を心から願っています。人間だけでなく、動植物、そして地球にも尊敬の念を忘れることなく、皆で仲良く暮らして行きたいです。
アンジェリーナ・ジョリーが紹介してくれた事実は、私も知りませんでした。 「清潔な飲み水を得られない人が10億人います。しかし写真家ミッシェル・コント (Michel Comte) が25年がかりで、とてもシンプルな解決策を見いだしたのです。半分を黒く塗ったボトルに水を入れて、日のあたる場所に置くんです。6時間後、清潔で飲める水になります。皆さんの寄付はこういった活動に役立つのです。」
この偉大なシンプルな発見に私は強く心打たれました。
それから、カルロス・サンタナが、「演奏する前に少し言いたいことがある」と、はっきりこう 言ったことに観客は最高潮を向かえ、湧き上がりました。「僕たちはブッシュ率いるアメリカとは違う!」「平和、思いやり、愛、そして調和を与えてくれ!」
地雷被害者、世界一位となってしまっている国、コロンビア(メデジン市)出身のフアネスも参加しています。彼は、地雷の撲滅運動に力を注いでいるアーティストです。
イタリアの偉大なる作曲家、エンニオ・モリコーネが出演しているのには、涙があふれました。人前に出るのが嫌いで、なかなか私たちにその姿を見せてくれない彼。そのモリコーネが、一言も発することはなかったけれど、その存在感で、そして何より、彼の美しすぎるメロディ「デボラのテーマ(Once Upon A Time In America)」で、彼の平和への祈りが心の奥底まで響きました。彼がなぜこの曲をこの日に選んだのか、、、個人的にどうしても聞きたいです。なぜなら、私、三村奈々恵が一番最初に彼の作品に惚れ込んで、演奏し、CDに録音したのがこの「デボラのテーマ」だったからです。
最後のカルロス・サンタナが演奏する「Oye Como Va」は、格好良過ぎです!!!
三村 奈々恵
データ
DVD発売日: コンサート開催日 in Rome: 製作国: ジャンル:
2007年1月23日 2004年5月 ミュージック、ロック&ポップス
キャスト&スタッフ
出演:
クインシー・ジョーンズ/カルロス・サンタナ/ノラ・ジョーンズ/フアネス/ジョシュ・グローバン/アンドレア・ボッチェリ/エンニオ・モリコーネ/ハービー・ハンコック/ナスターシャ・キンスキー/アンジェリーナ・ジョリー/ナオミ・キャンベル他
1997年、国立音楽大学を首席で卒業し、武岡賞受賞。 その後米国ボストンに渡り、ボストン音楽院で修士号を取得する。学生時代より国際コンクールで優勝を重ね、その卓越したテクニックと詩情豊かで ダイナミックなサウンドが評価され、史上3人目の「アロージ賞」を受賞。26歳の若さでバークリー音楽院講師を4年間務めた。現在東京在住。 趣味: 音楽鑑賞、映画鑑賞、読書、旅行、テニス 好きなもの: 音楽、芸術、文化、自然、子供、動物、 スペイン&中米のアート、イスラム建築