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昨今、日本でもよく耳にするようになったアスベストの問題ですが、ここアメリカでは1989年7月に:Manufacture, Importation, Processing, and Distribution in Commerce Prohibitions と言う法律で使用禁止命令が出されました。その為、それ以降に建てられた物件で目にする事はありませんが、アスベストを使用した物件は今でも普通に売買が行われています。
1900年の初旬から60年代までには断熱効果の高いことから壁や天井に頻繁に使用されたアスベストは、風や埃に舞い、小さい繊維となり体内に吸い込まれるために、肺の中に残り、癌を養発させるとして、人体に悪影響をもたらす事が実証されました。現在では使用禁止になったのですが、アメリカでは1800年代後半から1900年中頃に都市開発が急速に進んだ事から、現在でも古い家を改装して、売買も頻繁に行われている為、依然アスベストを使用した物件が残っているのが現状です。最近はインテリアの流行もあり、天井はスムーズシーリングと呼ばれ、ツルツルに改装するのが人気を呼んでいますが、古い物件の場合には、必ず専門の業者さんに天井の品質検査をして貰い、適切な処理をされることをお勧めします。
アスベストに並んで重要視されるのがレッドベースペイントで、1978年まで使用されていたペンキの中には鉛が混ぜてあり、剥げたペンキの欠片を口にすると体に悪影響があると言うものです。また、数年前からカビの問題も表面化してきており、ガスを発生するカビの存在が訴訟のターゲットになっています。
これらの問題を全て売主さんが解決することは非常に難しい為、アメリカではDiscloserと言って、買い手さんに警告を促す事が義務付けられています。特に古い物件の売買では、Homeowner's Guide to Earthquake Safety & Environmental Hazards と言う別冊を買い手さんに渡し、物件購入の際には地震やアスベスト等を含む一般的な災害の知識を伝えるのが一般的です。物件購入の際に受け取ってない方は、担当のエージェントさんにお問い合わせ下さい。
同時に買い手さんが気を付けなければならないのは、別冊の受領書にサインを入れると、危険な物件の可能性がある事を分かって購入しますという証明書になりますので、後で訴訟を起こしても裁判に勝てない可能性が高いと言う事です。
アスベストに関してもっと知りたい方は、下記のサイトをご覧下さい。
http://injury.findlaw.com/mesothelioma-asbestos/asbestos.html
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